勝った時は饒舌になる（オポネントマッチウィンパーセンテージについて）

オポネントマッチウィンパーセンテージ（OMW%）とはなんぞや？
（手計算したことないんで間違ってたら指摘よろ）

マジックのスイスドローにおいてマッチポイントの次に比較される値で高いほうが上位となる。
対戦相手が不戦勝を除く試合数において何ポイント獲得したかを表す割合値です。

不戦勝を除いた「獲得マッチポイント/（マッチ数＊３）」で計算できます。
（ただしこの値が0.33以下の場合は0.33として扱う。）
そして対戦相手のこの平均値がOMW%となります。

Aさんの4回戦の例
1回戦　Bさん　戦績1勝3敗
3/12 = 0.25となるが、0.33以下なので0.33として扱う

2回戦　Cさん　戦績1勝1敗（ドロップ）
3/6 = 0.5となる

3回戦　Dさん　戦績2勝2敗（但し1回不戦勝）
3/9 = 0.333･･･となる

4回戦　Eさん　戦績3勝1敗
9/12 = 0.75となる

AさんのOMW%はこの平均値0.4783333･･･となる。


ちょっと紅蓮杯の話
14回の紅蓮杯は5回戦で行われ12点が4人という大混戦でした。
その中でOMW%が0.68で優勝したのですが、
これは12点が2人、9点が3人での数値ですね。
ちなみに9点の中にOMW%が0.72の人がいました。
（※多分私の1回戦の相手です）
これは12点が3人、9点が2人での数値ですが、
最終戦勝っていた場合、
12点が2人、9点が3人になりOMW%は0.68になります。
そして私は逆にOMW%が0.72に上がりやはり優勝となります。
しかし、見て判るとおり、対戦相手の1戦結果がひっくり返るだけで、
0.04も変動してしまうため、なかなかの薄氷の勝利だったわけです。
（2位の人のOMW%はたしか0.6だったかと思います）

1回戦目負けからの2回戦目上当り。
（通常最初に負けるより、後に負けたほうがOMW%は高い傾向にあります。）
5回戦での上当りと、
初戦負けとは思えないOMW%を獲得してもらったので、
本当に運がよかったと思います。


※多分と書きましたが、戦っていない場合、
双方OMW%が同値となり、
ゲームウィンパーセンテージ（GW%）で上位を決めることになります。
が、これは次の機会に。